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こちらの商品は売却済みで、現在お取り扱いしておりません。
Cesare Candi 1912 Genova
1900年代初期のジェノバで欠かす事のできない偉大なヴァイオリンメーカーであるチェザレ・カンディは1869年の3月5日にボローニャで生まれました。
彼は弟のオレステ・カンディと共にラファエレ・フィオリーニに師事します。後に1888年にジェノバに移り住み、1892年に自身の事業をスタートさせました。
彼はヴァイオリンに限らず生涯を通して非常に美しい装飾楽器を沢山世に残しています。またチェザレ・カンディは1937年から1947年の間にパガニーニが愛用していたil Cannoneの管理に携わっています。
この度ご紹介させていただく楽器は1912年に製作された楽器となります。
以前のオーナーがその当時チェザレ・カンディ本人から直接購入されたもので、それ以来彼の一族が大切に保管してこられたワンオーナーとなります。前オーナーはイタリアのオーケストラに所属されていたと言う事でよく弾きこまれていて、尚且つ保存状態も良好です。
ラベルはエプロンを付けた楽器制作者の写真が印刷されており、No.53と記されております。チェザレ・カンディーは1912年以降このラベルをリニューアルしており、こちらの楽器は初期ラベルとなります。
鑑定書:Carlson & Neumann